情熱
年取ったせいだと思う。怒ったり熱中したり、そういうエネルギーを使うことが出来なくなったような気がする。気がする、というか出来ない。数年前まで北朝鮮に怒り、日本の対応に憤り、世界を見下し、小説漫画アニメを見てはあーだこーだと議論を交わし、在日、創価、ジャスラックを敵視し、自分以外の腑抜けを蔑み、自分は自分以外の何者でもないとかわけのわかんない中二病を発病してたあの頃に比べて、自分はずいぶんつまらない人間になったものだと思う。
昔は自分が世界の中心だった。物語の主人公だったし、映画の主演だった。今はモブ。主人公たちの背後で通り過ぎていく学生A。スポットライトは当たらない。誰の眼に留まることもない、主人公たちの背景学生A。
こうなった原因はわかってる。自業自得というんだ。釣りをしていたら意外な超大物がかかって水面に引きずり込まれ、丸呑みにされて胃液で生きながら溶かされ、出来上がったのが自分なんだ。恥ずかしいやつである。
でも、それを年のせいだと思うのは、その過去を忘れたいからなのか、本当に年を取ったからなのかわからなかった。友人たちに聞いてみたところ、数年前の自分を考えるとずいぶん丸くなったと言う。どうも年を取ったせいではないらしい。また恥ずかしい勘違いをしていたのだ。逃れることの出来ない時間のせいにすれば、それは言い分けたり得る。だけど、自分が忘れたいと思ったのだ。罪を忘れようなんて、厚顔無恥にもほどがある。
こんなことを思ったのは、部室に行ったからだ。正直あそこはまぶしすぎる。方向性はバラバラでも、エネルギーに満ち満ちてる。あー、今の自分マジツマンネ。そう思わせる。あの部屋で、自分が相当比重の軽い何かになったような気にさせる。足が浮く。場違いなのだと、その場にいられないのだと、自分が軽い人間になったのだと思い知らされる。エネルギーにあてられて気が遠くなる。そして、今の自分と昔の自分、昔持っていたエネルギーがそこにあることを感じて、懐かしさを覚える。
過去を振り返り、後悔する。違った未来を想像する。決してたどり着けない理想の未来像。あこがれる。過去の分岐が示す平行世界の未来。うらやましい。「もし」そうだったなら、「こう」なっていただろう未来。うらめしい。こうやって考える自分が恥ずかしい。
そしてこんなことblogに書いてる自分がもっと恥ずかしい。
という、今考えている小説の一節でした。
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/ \ (´Д` ) 死ねよカス
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2008年04月27日 i think Trackback:0 Comment
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